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STATEMENT
日本の伝統的な美術表現に余白というものがあります。観る側に想像する余地を与え、作品に広がりを与える手法です。見えないものを見つめ、その内面を理解しようとする心は、相手を敬い、思い遣る「和の心」に通ずるものだと思います。
この作品をつくるきっかけとなったのは、人種という問題に直面したことでした。その時、ふと目に入った手首を流れる青い静脈がこの問題と向き合う糸口になりました。私は人の脈絡とした生命のイメージを凍りついた大地を流れゆく川に投影しました。
私たちは一つの流れから岐れた支流であり、また独自の可能性を与えられた本流でもあります。そして、無数の流れがつながり合って多様な流れを作り出しています。摩擦が生じるのはごく自然なことに思えます。
余白と向き合うためには、私たちの中にもまた描かれていない余白が必要となります。思い込みや決めつけをなくし、謙虚に向き合うことのできる「心の余白」を、私はここに提案します。
MAW
RECEPTION EVENT
1.17 (Sat) 18:00 - 21:00

個展開催を記念して、会期初日には作家在廊のもとオープニングレセプションを実施します。
会場ではお飲み物をご用意しておりますので、ぜひお気軽にお越しくださいませ。





INFORMATION
個展開催概要
会期
2026年1月17日(土)〜2月1日(日)
営業時間
11:00〜18:00 ※展示初日は21:00まで
会場
EVERANDART(エバランダート)
休廊日
月・火曜日
住所
東京都品川区西五反田3丁目3番2号 プ ラウドタワー目黒MARC1階
アクセス
不動前駅 徒歩6分・目黒駅 徒歩7分
お問い合わせ
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